6.売却活動を開始する
媒介契約が締結されると、流通情報網への登録から住宅情報誌への掲載、そして、チラシの配布・店舗での図面掲示など、広告活動を開始します。仲介業者は、購入希望者から問い合わせ状況などを定期的に報告をしてくれますので、相談しながら売り出し価格の調整や広告展開の見直しを進めましょう。
購入を検討する買主が見つかれば、希望によって居住中でも部屋の中を見られるよう、「内見」をうけることがあります。また、週末には日中、部屋を見学できる状態にする「オープンルーム」を開催する場合もあります。
居住している状態でオープンルームをする場合には、掃除が行き届いているかどうかによって購入検討者の印象は大きく変わります。そこで、この期間は家族みんなで協力して、いつもよりきれいな状態で過ごすよう努力しましょう。一般に、売却活動にかかる期間は2カ月程度ですので、しばしの辛抱です。
7.売買契約を締結し、物件を引き渡す
条件の合う購入希望者が見つかり、めでたく売買契約が成立することになったら、契約日や引き渡し日、さらに入金の時期と方法など、細かい条件のすりあわせを行います。引越しの時期は、売主と買主双方に事情がある場合がほとんどですから、仲介業者ともよく相談して話を進めていきましょう。
価格の交渉が入ったりすると、「もっと良い条件の買主が後からあらわれるのではないか」と欲を出しがちですが、不動産取引では一番最初の買主が一番いい顧客であると言いいます。あまり欲を出さず、スムーズに契約と引き渡しが行えることを念頭に手続きを進めましょう。
そして、引き渡し時には再度、買主に部屋の中を確認してもらい、最後に鍵を渡します。その際、エアコンや湯沸し器など、備え付けの設備がある場合には、これらの取扱説明書も併せて渡すことを忘れないようにしましょう。