バリアフリーとUデザイン
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バリアフリーとユニバーサルデザインの考え方の違い

基本的な考え方とは?

「バリアフリー」(BF)と「ユニバーサルデザイン」(UD)、どちらも最近耳にしますが、中には同じ意味のように使われています。しかし、本来の考え方には違いがあります。この点についてご説明いたします。

前者は「バリア」=「障害」を取り除くことで、段差を無くしたり廊下の幅を広げたりすることが思い浮かびます。一方、後者は「ユニバーサル」=「普遍的な」「一般的な」といった意味で、性別や年齢、さらにハンディの有無に関わらず、すべての人にとって安全で快適、使いやすいことを目指しています。

 

どちらも同じ意味であるように思えますが、実は考え方に違いがあります。簡単に説明しますと、BFは「事後の対策」であるのに対して、UDは「事前の対策」なのです。BFは高齢者や障害者が生活する上での障害を取り除くことを目的としますが、UDは当初からバリアのないものを造ることをあたり前にした考え方で、結果として高齢者や障害者はもとよりお子さんや健常者にとっても使いやすいものとなります。

 

ユニバーサルデザインの7原則

  1. 誰にでも公平に利用出来ること
  2. 使う上での自由度が高いこと
  3. 使い方が簡単で直感的にわかること
  4. 必要な情報がすぐに理解できること
  5. 失敗や危険につながらないデザインであること
  6. 無理な姿勢をとらなくても、また弱い力でも楽に使えること
  7. アクセスしやすいスペースと大きさが確保されていること

 

UDの対象は建築物だけのように思われがちですが、難しい専門用語を使わず読みにくい漢字にはルビ(フリガナ)を振り、大きめの活字で表現された本や雑誌なども当該7原則にあてはまります。“情報”のユニバーサルデザインと言えるでしょう。

高齢化社会が現実のものとなるだけに、ユニバーサルデザインがより普及することを期待したいと思います。

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最終更新日 : 2006/12/04