公庫と銀行で団信を利用した場合の保険料の仕組みをご説明します
住宅金融公庫融資を申込む際に、団体信用生命保険(団信)への加入をどうするか聞かれます。つまり、公庫の場合は団信への加入は任意だからです。「入る、入らない」はローン申込者が自由に決められます。
<参考> 「団信」って必ず加入するの?
一方、銀行などの民間金融機関のローンを利用する場合は、団信への加入が融資条件となっている場合がほとんどで、強制加入となっています。
(注)2007年4月より、住宅金融公庫は「住宅金融支援機構」へ生まれ変わりました。
では、団信加入の際の保険料について比較してみましょう。(2002年3月現在)
注:元利均等返済で1000万円借入れをした場合の金額(単位:円)です。
公庫の特約料(保険料)は融資期間に関係なく、融資金額にだけ比例します。支払い方法は年払いで、ローン残高がある限り毎年払い続けなければなりません。しかし、ローン残高は毎年減りますので、それにあわせて特約料も毎年少なくなります。ただし、繰り上げ返済を利用してローン残高が減少した場合も、すでに支払い済みの特約料は返金されません。
※公庫の保証料については、「繰り上げ返済」によりローン残高が少なくなると、支払い済みの保証料が一部返金されます。
加入できるのは、公庫の融資申込みの際に「同時」に申請しなければならず、途中加入はできません。逆に、一度加入して途中で解約することは問題ありません(しかし、解約後の再加入はできません)。
銀行の場合は、ローン申込み時に1回だけの支払です(外枠方式の場合)。しかし通常、保険料はローン金利に含めてしまい(=内枠方式といいます)別途、保険料だけを徴収する方法は珍しく、中には「保険料が無料」なのかと勘違いさせられてしまいます。
よって、融資金額や融資期間が同じでも、外枠方式より内枠方式のがローン金利は高くなりますので、申し込みの際には、よく検討する必要があります。
<ファイナンシャルプランナーからひと言>
住宅ローンを検討する際、金利には敏感な人でも団信の保険料まで計算する方は少ないでしょう。営業マンはここまで説明しませんし、そもそも知らないかもしれません。読者の皆様は、これを機会に保険料についても考慮し、少しでも諸費用を節約しましょう。
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