住宅購入を検討している皆様に少しでも役立てていただけるような情報をわかりやすく解説いたします。

人生には様々なライフイベントがありますが、その中でマイホームの新築や購入はまさしくビッグイベントです。多くの人は何千万円という借金を背負い、何十年間も長い住宅ローンを払い続けなければなりません。それだけに、後になって「後悔した」「失敗だった」では取り返しがつかないのです。

本サイトは筆者の営業経験から得た知識などを踏まえ、住宅の取引を検討している皆様に少しでも役立つような情報を、ちまたに流通する住宅情報誌やWeb媒体とは異なった視点で、「本音」かつ「公平」「中立」な立場から提供します。差し障りのない一般論に終始した大衆迎合的な情報とは決別し、クセのある個性的なコンテンツ発信を目指します。不動産業界の裏話や営業マン時代の失敗談なども織り交ぜながら、具体的にわかりやすく解説します。

新着ニュース(7月23日up)

《気になるニュース》

福岡市のタワーマンション 性能偽装に絡み解体へ (朝日新聞)

2015年に発覚した東洋ゴム工業の免震ゴム性能偽装問題に絡み、国の基準に満たないゴムが使われていたとみられる福岡市の30階建てタワーマンションが解体されることとなりました。

マンション管理業務主任者 常駐義務を廃止 (日本経済新聞)

管理業務主任者と宅地建物取引士には、各事務所に一定数を常駐させなければならない決まりがあります。その規制を一部撤廃しようと政府が動き始めました。デジタルを活用し、オンラインで対応できるようにします。


[New!]《3大都市圏の中古マンション》

6月の3大都市圏の中古マンション価格(70平方メートル換算価格)は4114万円となり、最高値を更新しました。

都県別では、東京都(5711万円)が前月比12カ月連続で上昇し、神奈川県(3096万円)と千葉県(2291万円)では2%以上の上昇となりました。千葉県は年初来高値を再び更新です。

※詳細なデータは、こちらで確認できます (東京カンテイ)


《首都圏・新築マンション市場動向》

6月度の首都圏新築マンション発売戸数は前年同月比25.7%増の1939戸となり、7カ月連続で前年同月を上回りました。コロナ禍による販売の縮小傾向に改善のきざしが見えます。

区 分 6月度 前月比 前年同月比
発売戸数 1,939戸 24.8%の減少(2,578戸) 25.7%の増加(1,543戸)
販売価格 6,211万円 5.1%の上昇(5,908万円) 2.8%の下落(6,389万円)
契約率 72.5% 3.2ptの上昇(69.3%) 0.7ptの下落(73.2%)

※ 詳細なデータは、こちらで確認できます(不動産経済研究所)


《日本銀行の金融政策》

日本銀行は7月15日・16日に開催した金融政策決定会合で、大規模な金融緩和策(当面の金融政策運営)の維持を決定しました。

また、金融機関の気候変動対応の投融資を促す新制度の骨子案を決めました。金利0%で長期資金を供給します。利用促進に向け、金融機関の日銀当座預金にかかる金利が0%となる部分を増やし、マイナス金利の負担を軽減できる優遇措置も設けました。年内に始め、2030年度まで実施する予定です。

【基調判断】

わが国の景気は、内外における新型コロナウイルス感染症の影響から引き続き厳しい状態にあるが、基調としては持ち直している。

【当面の金融政策運営】
  • 短期金利:当座預金のうち政策金利残高にマイナス0.1%の金利を適用する
  • 長期金利:10年物国債金利がゼロ%程度で推移するよう金融操作する
  • ETF:年間およそ12兆円を上限に、必要に応じて買い入れを行う
  • J-REIT:年間およそ1800億円を上限に、必要に応じて買い入れを行う

※過去の決定会合の結果は、こちらでご覧いただけます。


《主要国のGDP成長率》

中国の4~6月期GDPはプラス7.9%となり、5四半期連続のプラス成長となりました。

ただ、原材料価格の高騰や半導体不足、さらに国内各地で起きる散発的な感染拡大に伴う移動制限など懸念材料は少なくありません。今年後半に向けて、中国の成長率は徐々に鈍化していく見通しです。

日本・アメリカ・中国のGDP成長率の推移
対象期間 日 本 米 国 中 国
2021年4月~6月 未発表 未発表 +7.9%
2021年1月~3月 -3.9% +6.4% +18.3%
2020年10月~12月 +11.7% +4.3% +6.5%
2020年7月~9月 +22.9% +33.4% +4.9%
2020年4月~6月 -28.1% -31.4% +3.2%
2020年1月~3月 -2.2% -5.0% -6.8%
2019年10月~12月 -7.1% +2.1% +6.0%

※日本のGDPは「改定値」、アメリカのGDPは「確報値」を掲載しています。どちらも「年率換算」した数値です。


《長期プライムレート》

7月の長期プライムレートは1.00%となり、据え置きとなりました。2020年8月12日に適用されて以来、1.00%のまま変動がありません。

また、短期プライムレートも変更なく、1.475%で据え置かれました (みずほ銀行)


《都心のオフィス空室率》

都心5区の6月のオフィス空室率は16カ月連続の上昇 (三鬼商事)

6月時点の都心5区の平均空室率は6.19%となり、16カ月連続(前月比)で上昇しています。空室率の6%台は、2014年8月以来の悪化ぶりです。

また、平均賃料は11カ月連続(同)で下落しており、オフィスを移転・集約する動きに伴う解約や新規供給の影響が数字になって表れています。

「前月」および「前年同月」との比較
区 分 6月分 前月(変動幅) 前年同月(変動幅)
平均空室率 6.19% 5.90%(0.29ptの上昇) 1.97%(4.22ptの上昇)
平均賃料 21,160円 21,249円(89円の下落) 22,880円(1,720円の下落)

※都心5区:千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区


《フラット35の借入金利/2021年7月》

7月のフラット35の借入金利は、3カ月連続の下落となりました。

金利の推移はこちら

フラット35(借入期間21年~35年)
  • 頭金1割以上 1.33%~2.10%(最多 1.33%)
  • 頭金1割未満 1.59%~2.36%(最多 1.59%)
フラット20(借入期間15年~20年)
  • 頭金1割以上 1.20%~1.97%(最多 1.20%)
  • 頭金1割未満 1.46%~2.23%(最多 1.46%)
フラット50(借入期間36年~50年)
  • 頭金1割以上 1.83%~2.30%(最多 1.83%)
  • 頭金1割未満 2.09%~2.56%(最多 2.09%)
各金利(頭金1割以上)前月比と前年同月比
区 分 7月 前月(変動率) 前年同月(変動率)
フラット35 1.33% 1.35%(-0.02%) 1.30%(+0.03%)
フラット20 1.20% 1.22%(-0.02%) 1.23%(-0.03%)
フラット50 1.83% 1.82%(+0.01%) 1.65%(+0.18%)

※過去の金利はこちらで確認できます。


《新設住宅着工戸数》

5月の新設住宅着工戸数は7万178戸(年率換算87万5000戸)となり、前年同月比プラス9.9%  3か月連続の増加となりました。長らく続いた前年比マイナスからの底入れ感が感じられます(国土交通省)

※各年、および各月の推移は、こちらで確認できます。

利用関係別(2021年5月)
区 分 住宅着工戸数 前年同月比
持ち家 22,887戸 +16.2%(7カ月連続の増加)
借 家 25,074戸 +4.3%(3カ月連続の増加)
給与住宅 791戸 +129.9%(減少から増加に転じる)
分譲住宅 21,426戸 +8.4%(減少から増加に転じる)
分譲住宅の内訳(2021年5月)
マンション 9,444戸 +1.6%(3カ月連続の増加)
一戸建て住宅 11,797戸 +13.6%(減少から増加に転じる)

 ※ 「給与住宅」とは、会社・官公署・学校などが、その社員・職員・教員などを居住させる目的で建設された住宅です。また、「持ち家」とは自己居住目的で建てられた住宅、「分譲住宅」とは事業主が販売を目的に建築した住宅を指します。


《2021年の路線価》

7月1日、相続税などの算定基準となる「路線価」が国税庁から公表されました。新型コロナの影響を受け、6年ぶりの下落となりました。インバウンド需要の蒸発が主因と考えられます。

消えたインバウンド、路線価に影 下落する観光地 (日経新聞)

路線価6年ぶりに下落 商業地で顕著 (時事通信)


《日米の失業率》

6月のアメリカの失業率は5.9%となり、前月から0.1ポイント悪化しました。新型コロナによって浮き彫りとなった感染リスクの高い仕事を敬遠する人も多く、こうした需要と供給のミスマッチが一因と考えられます。

(参考)日本とアメリカの失業率の推移
年  月 日 本 米 国
2021年6月 未発表 5.9%
2021年5月 3.0% 5.8%
2021年4月 2.8% 6.1%
2021年3月 2.6% 6.0%
2021年2月 2.9% 6.2%
2021年1月 2.9% 6.3%
2020年12月 3.0% 6.7%
2020年11月 3.0% 6.7%
2020年10月 3.1% 6.9%
2020年9月 3.0% 7.9%
2020年8月 3.0% 8.4%
2020年7月 2.9% 10.2%
2020年6月 2.8% 11.1%
2020年5月 2.9% 13.3%
2020年4月 2.6% 14.7%
2020年3月 2.5% 4.4%
2020年2月 2.4% 3.5%
2020年1月 2.4% 3.6%

(注)労働力調査により、一度、公表された数字が改定された場合、その数値(改定値)は上表に反映されていない場合があります。


《地価LOOKレポート》

主要都市の地価動向を示す地価LOOKレポートが公表され、今年1月~3月(第一四半期)は下落地区数および横ばい地区数が減少し、上昇地区数が増加しました。

詳細なデータは、こちらで確認できます(国土交通省)


《タワーマンションの市場動向》

不動産経済研究所がタワーマンションの市場動向を公表し、2021年以降、全国で建設・計画されているタワーマンションが約11万戸に達することが分かりました。

新型コロナウイルスの影響は懸念されるものの、今後、東京都心部や湾岸エリアを中心に大規模な開発プロジェクトが数多く控えており、タワーマンションの供給は底堅く続くと分析しています。

詳細なレポートは、こちらで確認できます。


《マンション管理》

3月1日、マンション管理に関する以下の2つの改正法が施行されました。 (国土交通省)

  • 改正マンション管理適正化法
  • 改正マンション建て替え円滑化法

築40年超の分譲マンションは20年後に367万戸となり、現在の4.5倍になる見通しです。そのため、建物の老朽化や管理組合の担い手不足が懸念されており、マンションの再生に向けた取り組み強化が避けられなくなっています。

それぞれの具体的な改正内容は、こちらでご覧いただけます。


《賃貸住宅管理業法のサブリース規制》

政府は昨年6月に成立した「賃貸住宅管理業法」のうち、サブリース分野の適正化に関する規定の施行日を2020年12月15日と定める政令等を閣議決定しました。(住宅新報)

同法の定める措置は「サブリースについての規定」と「賃貸住宅の管理業者に対する登録の義務化」の2つ。このうちの前者の規定について施行日を定めました。サブリース規定では、勧誘する際、故意に事実を告げなかったり、不実を告げるなどの不当な行為を禁止し、賃貸借契約の締結前には重要事項の説明を義務付けました。

これに合わせ、国交省が「サブリース事業に係る適正な業務のためのガイドライン」を策定・公表しています。一定のルールを設けることで、より適正な広告や勧誘が実施され、もって透明性が高く質の高い営業活動やサービスが提供されることが期待されます。

サブリース事業に係る適正な業務のためのガイドライン (国土交通省)

 

代表者ブログ

2021年の年頭あいさつ

新年あけまして、おめでとうございます。住宅コンサルタントの平賀 功一です。 昨年、2020年はコロナ災禍に翻弄された1年でした。「3密」が流行語大賞に選ばれるなど、マスク姿が新たな日常として、すっかり定着しました。感染症 …

契約前「水災害リスク」の重要事項説明が義務化される

もはや「異常気象」という言葉は意味をなさなくなりつつある ―― こう感じているのは決して私だけではないはずです。 というのも、毎年のように「100年に一度」や「観測史上初」と形容された豪雨が多発し、各地に甚大な被害を与え …

今、必要なのはマスクではなく、マスクのいらない暮らし

466億円もの税金が投入され、各世帯に2枚ずつ配布されたアベノマスク。しかし、われわれが求めるのはマスクではなく、マスクのいらない平穏な日常です。

金利情報(2021年7月)

フラット20(借入期間20年以下)

・頭金1割以上 1.20%

・頭金1割未満 1.46%

 

フラット35(同上 21年~35年)

・頭金1割以上 1.33%

・頭金1割未満 1.59%

 

フラット50(同上 36年~50年)

・頭金1割以上 1.83%

・頭金1割未満 2.09%

 

・長期プライムレート:1.00%

・短期プライムレート:1.475%

・基準貸付利率:0.3%

 

※基準貸付利率=公定歩合

 

日米の失業率の推移

<2020年7月~21年6月>

6月:日本は未発表 米国 5.9%

5月:日本 3.0%   米国 5.8%

4月:日本 2.8% 米国 6.1%

 

3月:日本 2.6% 米国 6.0%

2月;日本 2.9%   米国 6.2%

1月:日本 2.9% 米国 6.3%

 

12月:日本 3.0% 米国 6.7%

11月:日本 3.0% 米国 6.7%

10月:日本 3.1% 米国 6.9%

 

9月:日本 3.0% 米国 7.9%

8月:日本 3.0%   米国 8.4%

7月:日本 2.9% 米国 10.2%

 

東京都心5区のオフィス市況

2021年6月

・平均空室率 6.19%

・平均賃料 21,160円/坪

 

2021年5月

・平均空室率 5.90%

・平均賃料 21,249円/坪

 

2021年4月

・平均空室率 5.65%

・平均賃料 21,415円/坪

 

2021年3月

・平均空室率 5.42%

・平均賃料 21,541円/坪

 

2021年2月

・平均空室率 5.24%

・平均賃料 21,662円/坪

 

2021年1月

・平均空室率 4.82%

・平均賃料 21,846円/坪

 

(出所)三鬼商事

首都圏新築マンション市場動向(2021年5月度)

発売戸数: 2578戸

・前月は 2089戸

・前年同月は 393戸

 

販売価格 :5908万円

・前月は 7764万円

・前年同月は 6485万円

 

契約率: 69.3%

・前月は 73.6%

・前年同月は 72.3%

 

(出所)不動産経済研究所

 

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